ソフトウェア開発や運用の現場で働くなかで、将来のキャリアプランが見えてこないと悩んでいるエンジニアが多いようです。プロジェクトマネージャーか、技術で勝負するか、あるいは…。選択肢のひとつとして、「コンサルタント」もあるものの、必要とされる技術レベルや経験値、キャリアステップがわかりにくい仕事です。 「ソフトウェアデファインドの技術参謀」として、大手自動車メーカーやOA機器メーカーのコンサルティングを行うエクスモーションは、専門性を武器とするコンサルタントが活躍している会社で
エクスモーションの渡辺博之社長のプロフィールを見ると、すぐに目に留まるのは、幅広い社外ネットワークです。組込みシステム技術協会(JASA)理事、情報処理推進機構(IPA)ソフトウェアモダナイゼーション委員、ETロボコンの共同企画委員長。このあたりは、何となくイメージが湧くのですが、「仮説検証ブートキャンプ実行委員長」といわれると、その存在意義から話を聞きたくなります。 JASAでは理事のみならず、組込みIoTモデリングWG主査、ET事業本部長、ET展示会事業運営委員長も務め
「組込みソフトウェアの開発現場が抱える課題を解決するコンサルティングファーム」。エクスモーションという会社を知り、コンサルタントという仕事に興味をもったエンジニアの多くが、「ハードルが高そう」と感じるのではないでしょうか。 最大の理由は、「コンサルタントは、技術に関する深い知識がないと務まらない」というイメージがあるからでしょう。確かに、技術は必要です。エクスモーションのコンサルタントは、要求開発、MBD、XDDP、機能安全、品質診断など、それぞれ専門分野をもって活躍してい
2024年4月、エクスモーションの「社内ワークの日」にて、ある取り組みのお客様の評価が共有されました。組込みソフトウェア開発のコンサルティングを行っているエクスモーションは、お客様と密にコミュニケーションを取りながら進めていく長期的なプロジェクトが多いため、ともすると隣のチームが何をやっているのかがわからないまま、あっという間に時間が経ってしまいます。 そんななかで、社員同士の相互理解や情報共有、業務とは違うテーマの施策検討などを実施できる場として設けられたのが、月2回の「
自動車業界、家電業界などの企業に対して、ソフトウェア開発のコンサルティングや人材育成の支援を行っているエクスモーション。「組込みソフトウェアに精通したコンサルタントとエンジニアが、日本を代表するメーカーの開発現場の改善を提案」と紹介されると、敷居が高い会社に見えるのかもしれません。 しかし実際は、いわゆるコンサルティングファームのイメージとは異なります。組織や開発プロセスについて、課題を解決するプランを提供しつつ、お客様とともに汗をかいてさまざまな施策を推進しています。口だ
そのサイトを立ち上げると、近未来都市の前に立ちはだかるヒーローがひとり。彼は、いきなり問いかけてきます。「問題を俯瞰できますか?」。突然のひとことに困惑しつつ、「YES」のボタンしかないのを確認すると、あなたにできることは2つしかありません。 「私は、問題を俯瞰できる人間であるはずだ」と自らに言い聞かせ、ボタンを押すか。 「問題を俯瞰…それは、難しい」と諦めてその場から去るか。 「YES」と返すと、瓦礫の山を目にして嘆き悲しむ人々の前にヒーローが降り立ち、「eXmotio
「こんなチャンスは逃したくないと思ったんです。転職する前は大手メーカーにいたのですが、経営に関わったり、社長や常務の話を直接聞けたりする機会は、たぶん部長でも得られないでしょう。手を挙げれば誰でも参加できると聞いて、少しでも役に立てるのであればやるしかないと思いました」 次世代の経営を担う人材を集めて、エクスモーションの未来について検討するという場が作られたのは、2023年の春でした。メンバー募集の告知を見た若狭谷さんは、迷いはなかったそうです。新卒で入社し、エンジニアとし
2024年3月某日。エクスモーションの大崎オフィスから、オンライン参加のメンバーをつないで「プロジェクト情報共有会」が開催されました。エクスモーションには、「社内ワーク」という制度があります。組織の垣根を越えて社員同士でプロジェクトを作り、先端技術の研究や新たなサービスの企画などを行う場です。 社員同士の交流と個々の成長を促す貴重な機会なぜ、「社内ワーク」なのか?組込みソフトウェア開発のコンサルティング事業をメインとするエクスモーションは、長期のプロジェクトが多く、ともする
「社会が発展していくとともに、ソフトウェア開発が重要なテーマになっていく」。営業職からソフトウェア開発のエンジニアに転身し、その後コンサルタントとして実績を積んだ後、2008年9月にエクスモーションを設立。「組込みソフトウェア開発のコンサルティング」という新たなビジネスを立ち上げた渡辺博之社長は、創業当時から業界では有名人だったそうです。 以来、15年。自動車業界の大手メーカーのパートナーとして成長を遂げたエクスモーションは、さまざまなメディアから取材を受ける機会があり、渡
「組込みソフトウェアの技術参謀」。エクスモーションのコーポレートサイトを訪れると、この言葉が目に飛び込んできます。これを見た多くの方の第一印象は、「何ができる会社なのか?」ではなく、「どんな参謀がいるのか?」ではないでしょうか。 今回のテーマは、「エクスモーションの名物社員」です。「組込みソフトウェア開発の生産性と品質向上」「全体最適な視点に基づいたアーキテクチャ設計」「プロセス改善と人財育成」といったサービスラインナップを見ると、目つきが鋭い社員が腕組みをして並んでいる絵
2024年3月某日。ソルクシーズの長尾会長とエクスモーションの渡辺社長が、エクスモーションの次世代経営者育成活動の一環として会談する機会がありました。1983年にソルクシーズの前身となるトータルシステムコンサルタントを設立し、ソルクシーズの社長を17年務めた長尾会長。組込みソフトウェアの最先端技術を武器とするエクスモーションを創業から率いてきた渡辺社長。そんな2人がカジュアルに話す場をのぞけるチャンスは、なかなかありません。 「そうだね。役員歴43年だもんね」。長尾会長がト
エクスモーションのお客様には、自動車業界・家電業界の世界的企業が多数いらっしゃいます。そうしたお客様から信頼され続けるのはなぜなのか?その理由をひもとくため、創業メンバーの玉木さんと高橋さんがコンサルティングの現場の視点から「会社の歴史」を振り返りました。 シニアスペシャリスト 玉木 淳治さん 株式会社オージス総研にて、現エクスモーション代表取締役社長の渡辺の部下として同じプロジェクトを担当したのを機にエクスモーションの創業に参加。技術力で人を助けることに喜びを感じるタイ
エクスモーションには、お客様の支援にあたる普段の仕事とは別に、興味のあるさまざまなプロジェクトに参加する機会が設けられています。今回はその一つである「イノベーションチャレンジ」について、実際に参加した社員に話を聞きました。 エンジニア 門戸良介さん 関西のOA機器メーカーでの組込みソフトウェア開発に従事していたが、お客様を支援する業務に集中できるエクスモーションに魅力を感じ2018年に入社。現在も大阪に拠点を置き、自動車業界で業務効率化ツールの開発などを手掛けている。学生
シニアコンサルタント 庄司順和さん 入社10年目。以前は大手IT企業でシステム開発に従事し、技術者としてのキャリアアップを叶えるためエクスモーションに転職。今は4人のエンジニアを率いて、建機メーカーのプロセス設計に携わる。 シニアコンサルタント 矢頭伸介さん 入社8年目。大手電機メーカーでPCファームウェアの開発に携わり、課長としてマネジメントを経験した上でエクスモーションに入社。今は自動車メーカーのプロジェクトでOTAの設計を担当している。 お客様が欲しい機能や仕組
システムエンジニアというと、「インドア」「趣味はネット関連」「休日もパソコン」といったイメージがあるかもしれません。ましてやITコンサルタントなら、「日々の業務が終わっても、情報収集や学習に明け暮れている」と思われるかもしれません。 「組み込みソフトウェアの技術参謀」。エクスモーションの公式サイトを見ると、クルマ好きと技術マニアが揃っている会社だと思われそうです。しかし実際は半分正解、半分はハズレです。今回は、エクスモーションの社員が業務外で行っているさまざまな活動をレポー
エクスモーションでは、社員のスキルアップのため、各自年間10万円を自由に使える「スキルアップ予算」があります。社員は実際にどんな使い方をしているのか、そのメリットは何かについて、ベテラン、中堅、若手とそれぞれ立場の違う3人に語り合ってもらいました。 コンサルタント 一ノ瀬 直也さん前職では、建機用コントローラの機能安全開発に従事し、2017年、エクスモーションに転職。現在は自動車メーカーの新車種開発プロジェクトで、運転支援システムの機能安全に関する安全分析や要求定義及びアー