技術追求派 VS 趣味没頭派 エクスモーション社員の業務外活動レポート
システムエンジニアというと、「インドア」「趣味はネット関連」「休日もパソコン」といったイメージがあるかもしれません。ましてやITコンサルタントなら、「日々の業務が終わっても、情報収集や学習に明け暮れている」と思われるかもしれません。
「組み込みソフトウェアの技術参謀」。エクスモーションの公式サイトを見ると、クルマ好きと技術マニアが揃っている会社だと思われそうです。しかし実際は半分正解、半分はハズレです。今回は、エクスモーションの社員が業務外で行っているさまざまな活動をレポート。マニアックな趣味、意外とアウトドア、ITトレンド追求などなど、多様な素顔に迫ります。
ルービックキューブの世界大会2位⁉
いきなり大物を紹介しましょう。実はエクスモーションには、ルービックキューブの世界大会で頂点を争った社員がいるのです。学生時代に「ルービックキューブ日本大会2007」で優勝したMさんは、ドイツのデュッセルドルフで開催された「世界ルービックキューブ選手権大会2009」で3位入賞。これがいかに凄いことなのか、ピンとこない方もいるでしょう。百聞は一見に如かず。ぜひ、動画をご覧ください。
1980年に爆発的な人気を誇ったルービックキューブは、その後下火になりますが、2000年代になってから2回のブームがありました。Mさんが世界にチャレンジしていたのは、2次ブーム到来といわれた2007年前後。3次ブームはつい最近で、コロナ禍によって巣ごもり需要が伸びたといわれる2020年から急激に売れるようになりました。
「最近、久しぶりにルービックキューブをやってみた」「Youtubeで見かけて、おもしろそうだったのでつい買ってしまった」という方は、Mさんの技を存分にチェックしていただければと思います。本題から逸れてしまいそうなので、この話はそろそろ終わりにしましょう。
社内ワークデーを活用して教育コンテンツを研究
エクスモーション社員のさまざまな活動の話に戻ります。当社には、月2回の「社内ワークデー」という場があります。普段は別々の業務に携わっている社員がプロジェクトを結成し、関心があるテーマについて研究やアウトプットをしていく機会です。縦割りになりがちな組織に対して、横のつながりを広げられると好評で、多くの社員が積極的に参加しています。
「コロナ禍の前は、社内ワークデーにみんなでご飯を食べにいくこともありました」というHさんは、教育サービスのコンテンツを作るプロジェクトで活動しています。
現在、取り組んでいるのは、エクスモーションが展開するサブスク型の学習プラットフォーム「Eureka Box(ユーリカボックス)」のプログラムの充実化。「どのようにシステム開発をしていくか」という講座で活用する現場の事例を制作しているそうです。
「仕事では作業に集中している時間が長く、チームのメンバーとも深く話せなかったりします。社内ワークデーは、多様な社員とコミュニケーションを取れる機会でもあり、いい刺激になっています」
コンテスト参加で得た知見を業務に還元
エクスモーションに入社する前は、システム開発未経験だったSさんは、社内ワークデーを通じてスキルを身に付けたといいます。
「入社してすぐに参加したETソフトウェアデザインロボットコンテストの活動は、実務を覚えるのに最適な場でした」
要求仕様を整理して優先順位付けを行い、モデルを書いてレビューするという流れは、システム開発のプロジェクトと同じだったとのこと。技術のレベルアップを図りたい社員にとっても、経験豊富なスペシャリストと交流できる社内ワークデーは貴重な場になっています。
Sさんとは逆に、「普段の業務とは違う頭を使えたので、リフレッシュにもなった」というのは、社外のビジネスコンテストにエントリーしたWさんです。デジタル社会を牽引できる人材の育成を目的とする「イノベーション・チャレンジ」に挑戦し、「子供が将来やりたいことを見つけやすくするためのAIとクラウドを使った仕組みをつくる」という企画をプレゼンしました。
日々のコンサルタントの仕事は、「まとめる」力学が働きやすく、自分たちのアイデアをアウトプットできる機会は新鮮だったそうです。視野が広がる機会を得るべく、社内ワークデーのプロジェクト参加を継続しており、現在は次世代経営者育成というテーマで議論を重ねています。
ひとりで楽しむ、チームを作る…「趣味没頭派」のオフタイム
社内ワークデーを通じて、新たな知見とネットワークを手に入れた「技術追求派」に対して、オフタイムを楽しむ「趣味没頭派」も多数存在します。社内では、ChatGPTの活用法について仲間とアイデアを出し合っているというNさんは、休日はアウトドアを満喫しているといいます。
「外に出ると決めたら、徹底的に遊びます。自然のなかで過ごしたいので、キャンプやサイクリングが多いですね」。
現在の案件をひとりで担当しているため、まとまった休みが取りにくいとこぼすNさん。しかし、これまでのアウトドア体験を聞くと、休みがいくらあっても足りなさそうなのですが…。
「昨年は、5日間の休暇を取りました。飛行機に自転車を積んで、岩手から北海道の小樽までサイクリングです」
Sさんと同様に、体を動かすのが好きというIさんは、宇都宮が拠点のプロジェクトに加わっていたとき、社員同士で盛り上がってボルダリングにチャレンジしていました。
「理由はわかりませんが、宇都宮にはボルダリングのジムがたくさんあったんです。せっかくだからやってみようという話になり、みんなで通いました」
それぞれ多忙の身だったので、お互いに無理強いはせず、行ける人が集まるという緩やかなルールだったとのこと。社内ワークデーというカルチャーによって、普段から横の関係がある会社だからこそ、オフを楽しむときもつながりやすいといえるのかもしれません。
仕事も趣味も業務外もまとめて楽しむ「よくばり派」も!
最後に、仕事も趣味も業務外の研究もまとめて楽しんでいる「よくばり派」を紹介しましょう。とにかくクルマが大好きというCさん。あの巨大企業がある愛知県出身で、名古屋のオフィスに勤務しており、秋になると社員同士で鈴鹿に足を運び、F1を観戦しているそうです。
「車の運転はもちろん、タイヤ交換などいじるのも好きで、F1を観に行くときは月曜日に有給を取っています」
社内ワークデーでも、「ラジコンをぶつからないように走らせるシステムの要求仕様書を作る」といったテーマに取り組んだことがあるというCさん。普段の仕事と、やっていることが変わらないと思いつつ、車に関われるというモチベーションで楽しく進められたそうです。
エクスモーションらしさとは?
エクスモーション社員のさまざまな業務外活動について、紹介してまいりました。いかがでしょうか。「興味があるテーマを深掘りできた」「話せる仲間ができた」「視野が広がった」「仕事に還元できるスキルを得た」「趣味の楽しみ方が増えた」…横のつながりによって得たものはそれぞれですが、ひとつだけ、全員が共通して語っていたことがあります。
これこそが、エクスモーションのいいところ。
やりたかった仕事に携わりながら最新の技術やトレンドをインプットしたい人。異なる環境で働いている仲間との交流によって成長したい人。エクスモーションの事業、サービス、さまざまな取り組みに興味があれば、ぜひお問い合わせください。
--- ライター/Mr.Exm --
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