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優秀なコンサルタントの仕事ぶりに感銘を受けつつ、技術や考え方を丁寧に学ぶ

企業規模にこだわらず、自分の目標や希望を叶えられる会社を選んだ

シニアエンジニア 末吉 朗さん

2020年、新卒で入社。情報系の大学院で画像解析の研究に取り組むうち、自動車の車載カメラに興味を持ち、自動車業界を志す中でエクスモーションと出会って入社した。

エンジニア 阿部 純也さん

2020年、新卒で入社。大学では情報系の学部で学び、現場で経験を積んでコンサルタントになることを志し、エクスモーションに入社。

――まず、エクスモーションに入社した理由を聞かせてください。

末吉 最初は自動車メーカーへの就職を検討していましたが、自動車関連の仕事を探す中で偶然、自動車業界に強いエクスモーションの求人を見つけたんです。説明会に参加すると、エクスモーションでは、エンジニアから段階を踏んでコンサルタントを目指せることがわかり、「エンジニアが最終的にアドバイスをする立場になる」というキャリアパスが自分の中でしっくりきたことが、エクスモーションを選ぶ決め手になりました。

阿部 私は最初から「中小企業のコンサルタント会社」への就職を希望していました。大企業でなくても、中小企業で活躍すれば実力を高められると考えましたし、あえてコンサルタントの立場を目指すことで、他のエンジニアとは異なる価値を自分に加えたかったのです。

末吉 私は、実はコンサルタントには「言いっぱなし」というイメージを持っていて、あまりいい印象はありませんでした。でも、エクスモーションの場合はエンジニアの延長線上にコンサルタントという立場があり、「困りごとを一緒に解決していく」という考え方だったので、いいなと思ったんですよね。

阿部 末吉さんは、最初から自動車に関わりたいと思ってエクスモーションに入社したのですね。私は希望する業界がなかったので、やりたいことを明確に持っていたというのは少し羨ましいです。

末吉 自動車メーカーというと大企業のイメージが強いのですが、私は「自動車に携わりたい」のであって大企業に勤めたいわけではなかった。会社の規模にこだわりがないという点では阿部さんと同じです。企業規模にこだわらないのであれば、自動車業界のエンジニアを希望する人にとってエクスモーションは魅力的な選択肢になると思います。

約半年間の新人研修では、社外の人とも交流して刺激を得る

――2020年度に入社されたお2人は、入社直後に緊急事態宣言が発令されました。その中で行われた新人研修は、どのようなものでしたか?

阿部 エクスモーションでは、社会人研修・技術研修からロボコン出場までが新人研修となります。4月から6月までは、他社と合同で行う外部研修に参加しました。ちょうどコロナ禍だったので、研修はオンラインだったんですよね。

末吉 講師の方もオンラインでの研修ははじめてとのことだったので、研修を受ける側も運営する側も慣れないことが多く、大変な部分もありましたね。

阿部 最初は不安もありましたが、技術研修についてはオンラインで不便を感じることはなかったです。テキストを見ながら教わることもあり、大学の授業に近い雰囲気でした。研修には40人ほどの参加者がいて、少人数グループに分かれて進める課題もありました。

末吉 研修の内容自体は基本的なものでしたが、グループで取り組むプロジェクト型演習は勉強になりました。学生の頃は、複数人でプロジェクトに取り組むという機会がなかったので、経験できてよかったと思います。

阿部 研修には文系出身の方も参加していたので、グループでは末吉さんや私が教える立場になることもありましたね。

末吉 文系の人が、趣味で書いたプログラムを見せてくれたことがあったんですが、私はあくまでも勉強や研究としてプログラムに関わってきたので、自分の楽しみとしてプログラムに接する姿は新鮮でした。自分と違う視線を持つ人と出会えたことは、いい刺激になりましたね。

技術・論理的思考・伝達力―最もタメになる勉強は、優秀なコンサルタントの指導

――これまでの仕事内容を教えてください。

末吉 研修終了後は、基本的にOJT担当のコンサルタントと2人1組で業務にあたります。私はこれまで、大きく分けて3つのプロジェクトを担当してきました。最初は、設計モデルの一部を置換するコードを書く仕事。その次は、設計情報を使いやすくするためのツール開発のプロジェクトです。今は、既存製品の要件を再整理する仕事をしていて、ドキュメント作成にも取り組んでいます。ちなみに、会社は別ですが、すべて自動車メーカーのプロジェクトです。

阿部 私は、これまで5つのプロジェクトに参加してきました。最初はモビリティサービスの要件定義の仕事で、それ以降は自動車メーカーの設計書作成、車のナビの地図関連の開発、要件定義の整理といったプロジェクトに関わりました。現在は、自動車メーカーで品質改善の仕事をしています。自動車関連における不具合の管理や分析を行うので、仕事内容自体はプログラミングよりもデータアナリストに近いですね。

末吉 次々にプロジェクトが変わるのは、大変ではなかったですか?

阿部 仕事がわかってきた頃に次の現場に移るので大変でしたが、幅広い仕事に携われたのは貴重な経験だったと思っています。プロジェクトごとに一緒に働くコンサルタントが変わるので、エクスモーションのいろいろな先輩と話す機会にも恵まれました。

末吉 前の上司からは、「エクスモーションの仕事は『これだけ学んでおけばよい』というものはないから、コンサルタントとして専門を持つためにも『好きなもの』を決めておくといいよ」と言われたことがあります。そういう意味では、幅広い仕事を経験して、好きなものを見つけられる機会がより多くあるのはメリットですよね。

阿部 ただ、短期間のプロジェクトでは、お客様と関係を築く余裕がないのが残念でした。今は1年ほど同じプロジェクトを担当しているので、お客様と信頼関係を築けるのが嬉しいですね。

ところで、エンジニアは常に勉強しなきゃいけないというイメージがあるのですが、末吉さんは業務外で自主的な勉強をされてますか?

末吉 私は業務内で勉強することがほとんどですね。今は上司のコンサルタントと2人で仕事をしていて、「この要求を書いてみて」と作業を渡されるんです。記述ができたら上司に説明して、書き直しの部分について指摘を受けます。こういったレビューを繰り返す中で、実際に手を動かしながら学んでいますね。

阿部 たしかに、コンサルタントのレベルが高いので、仕事の中で学ぶ機会は多いですね。私はOJT担当者から、技術面だけでなく、論理的な考え方やタスク管理の仕方なども教わりました。「何分考えてわからなかったら聞いたほうがいいよ」という目安や、「一晩寝て次の日見ると全然違うように見えるよ」といった視点は、今も意識しています。当時は仕事もほとんどがオンラインでしたが、私のプロジェクトでは頻繁にミーティングをしていたので、1日数回は質問していました。

末吉 たしかに研修に続いて、仕事もオンラインでしたね。以前のプロジェクトでは、お客様に向けて、週一でオンライン会議による進捗共有をしていました。最初は面識のないお客様に対して、オンライン会議で話すこと自体に緊張していましたね。でも、取り組んでいるうちに、資料の作り方やヒアリングの仕方を学び、お客様に伝えるための工夫ができるようになりました。この「わかりやすく伝える力」は、将来コンサルタントになるためにも重要だと思います。

阿部 私も仕事を通して、お客様とのやり取りや伝え方を学びました。最初の頃はお客様にうまく自分の意図を伝えられず、コンサルタントのサポートを受けて話すことも多かったんです。でも、コンサルタントに教わるなどして、今は私1人でも複数のお客様に向けてプレゼンできるようになりました。昔の自分からは想像できないことで、大きな成長だと感じています。

向上心の高いコンサルタントから刺激を受け、風通しのよい職場で自己研磨に励む

――コンサルタントに対する印象や、エクスモーションの魅力について教えてください。

末吉 エクスモーションの先輩を見ていると、仕事の質が高いと純粋に思います。皆さんエンジニアを経験してからコンサルタントになっていて、技術力が非常に高いということも実感しています。

阿部 コンサルタント一人ひとりの意識が高いので、常に刺激を受けられる環境です。たとえば今は、コンサルタントが率先してChatGPTのことを勉強しています。コンサルタントは、業務外でも自主的に勉強しているはずです。見ていると自分も頑張らなくちゃと思えるので、成長意欲を高く持てますね。

末吉 たしかに、もともとエンジニアなので、謙虚な姿勢で勉強を続けるコンサルタントが多いと思います。自分も自社のコンサルタントを見習って、幅広い視野を持ちながら、勉強を続けていきたいですね。

会社の魅力で言うと、エクスモーションは中途採用が多いこともポイントです。他社で感じていた不満を、エクスモーションで解消できたエンジニアが多いはずなんですね。つまり、エクスモーションはエンジニアの満足度が高い会社だと考えています。

阿部 中途採用が多いのがメリットだと考えたことはなかったですが、たしかに末吉さんの言う通りかもしれません。エクスモーションのコンサルタントは向上心が高く、現状に満足しないんです。社内の意見調査アンケートでも、一番不満が多く出るのがコンサルタントからなんですよね。既存社員が率先して改善していくという社風があるので、新しく入ったエンジニアも働きやすい環境で仕事ができるのだと思います。

社内ワークデーの活動で新しい知識を吸収し、社員との交流を深める

――エクスモーションには月2回の社内ワークデーでさまざまな活動に取り組まれているそうですが、業務外の活動について教えてください。

阿部 私は社内のTech(テック)活動に参加しています。Tech活動は、新しい技術を学んで蓄積していくというプロジェクトです。今の仕事は品質改善系で、現場で新しい技術の勉強ができないので、Tech活動を通して技術面の勉強をしています。

末吉 私は、以前は専門コンサルタントについて5人くらいで学びを深めるという、教育系の活動に参加していました。去年はイノベーションチャレンジで、ビジネスコンテストにも参加しましたね。最近では、社内ワークデーに設けられているプロジェクト共有の時間で、仕事での気づきや学びについて発表したりしています。

日々担当しているプロジェクトに関わるメンバーは3〜4人ほどなので、社内には話したことのない人もたくさんいます。ですから、社内ワークデーという形で、普段交流のない人と話したり、情報共有したりできる時間があるのはいいなと思います。

阿部 自分のプロジェクトに関わらない人とも話せるというのは、社内ワークデーのいいところですよね。でも、社内ワークデーの活動としてやっているのに、社内でこれを本格的に担当してほしいと依頼されることもあるようです。プロジェクトによっては、業務負荷が大きくなる可能性もあるので、その辺りのバランスが取れればよりよくなるだろうと思いますね。

それぞれが思い描くコンサルタント像を目指し、自分らしいキャリアを築いていく

――最後に、今後の目標について教えてください。

末吉 エクスモーションのコンサルタントには、大きく分けて技術寄りと論理寄りの2つがあります。私が目指したいのは、技術寄りのコンサルタントです。パソコンを触ったりコードを書いたりして、技術的な面でも活躍できるコンサルタントになりたいですね。そのためにも、身の回りのコンサルタントの知識を吸収して、勉強を続けていきたいと思っています。

阿部 私は逆に、論理的な考え方や上流工程に重きを置いたコンサルタントを目指しています。キャリアプランについては、人事考課などで話す機会が設けられていますが、私の場合は、今一緒に仕事をしているシニアエンジニアの方に相談することもありますね。先輩方の話を聞き、仕事に邁進する中で、キャリアの積み方についての具体的なヒントが得られるのではと考えています。

末吉 エクスモーションは少数精鋭の社風がある分、一対一でしっかり学べる環境があります。より高いレベルを目指す人は、きっとエクスモーションで活躍できると思いますね。

阿部 さまざまなメーカーと関わり、幅広い仕事を経験できるのもメリットです。研修やOJTも手厚いので、新卒で入ってもしっかり勉強できる環境が整っています。私もこの恵まれた環境を活かして、さらなるスキルアップに励みたいと思います。

インタビュー/文 Ms.K-Exm

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