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性格診断16タイプの人材像からエクスモーションの特徴をチェック

ミキワメ ウェルビーイングサーベイ(以下、ミキワメ)」をご存じでしょうか。株式会社リーディングマークが提供するサービスで、所要時間10分の「ミキワメ 適性検査」によって社員の性格タイプをリサーチ。個々のサーベイアンケートの結果を元に、ケアすべき社員を可視化し、ウェルビーイング(心身ともに満たされた状態)の実現をサポートするものです。

エクスモーションは、2023年から「ミキワメ」を導入しています。価値観や生き方が多様化しているなかで、個々の適性や性格を理解することで、今後のキャリア形成やウェルビーイングの実現に役立てられればと考えています。

「ミキワメ」が興味深いのは、心理学・統計学の知見をベースに構築された16種類の性格タイプを分析すると、会社によって特徴が違うことです。さて、エクスモーションの社員は、どんなタイプが多いのでしょうか。診断結果から、全社と職種別の人材の分布を見ていきましょう。

「ミキワメ」の性格タイプとは?

「ミキワメ 適性検査」の16タイプ分類は、4つの軸のなかにそれぞれ4タイプが含まれています。まずは、どんなタイプがあるのかを紹介しましょう。

ドライブ人材(楽観・生産的×主張・主導的)

前向きに周囲を主導する⼈材。時に厳しく仲間を鼓舞し、率先して発言・行動します。
マイナスな事象に向き合うのが苦手なことも。
⇒プロモーター(推進者)、アントレプレナー(事業家)、ムードメーカー(鼓舞者)、シーカー(探求者)

コンサル人材(慎重・内省的×主張・主導的)

課題やリスクに注目し、解決を渇望する人材。正しさのために警鐘を鳴らし、仲間を啓発します。稀に内省しすぎて落ち込むことも。
⇒イノベーター(変革者)、ブレイン(参謀)、ファシリテーター(先導者)、アナライザー(分析者)

サポート人材(楽観・生産的×配慮・受動的)

感情に寄り添い、プラスを喚起する人材。仲間を支え、協調的に組織づくりに貢献します。
楽天的で流されやすいと⾒られることも。
⇒モチベーター(動機人)、アトラクター(求心者)、サポーター(支援者)、コントリビューター(貢献者)

アレンジ人材(慎重・内省的×配慮・受動的)

慎重に状況を見極め、堅実に調整する人材。細やかな配慮や気の利いた行動で仲間を支えます。後ろ向きで受け身と見られることも。
⇒コラボレーター(協調者)、プラクティショナー(実務家)、プロテクター(守護者)、エキスパート(専門家)

それぞれ、フィットしやすい職種が示されており、行動力を強みとするドライブ人材は「起業家」「法人営業」「接客業」、リスクに敏感なコンサル人材は、「コンサルタント」「企画職」「人材育成担当」。人を支援する仕事で力を発揮するサポート人材は「カスタマーサポート」「キャリアコンサルタント」「総務担当」、実務を着実に進めるアレンジ人材は「事務職」「開発系エンジニア」「専門技術職」などが挙げられています。

実はコンサル人材が少ないエクスモーション

「組込みソフトウェア開発の技術参謀」「高度なエンジニアリングと豊富な経験を駆使して、顧客の変革を成功に導くコンサルティングファーム」というコンセプトを掲げているエクスモーションは、コンサルタントとソフトウェアのエンジニアがサービスを提供している会社です。4タイプをシンプルに受け取れば、コンサル人材とアレンジ人材が大半のはずです。

まずはエクスモーション全体の分布を見てみます。最も多いのはアレンジ人材で36%、次がドライブ人材で29%、その後にサポート人材が20%、コンサル人材が15%で続いています。

コンサルティングの会社なのに、コンサル人材が少ない!?

いきなり衝撃の調査結果となりましたが、これはどういうことでしょうか。この後、職種別の人材分布をチェックしたうえで、当事者なりの「見極め」にトライしてみましょう。

お客様の現場に寄り添う「貢献者」が多い組織

エクスモーションの職種は、大きく分けると「コンサルタント」「エグゼクティブ・シニアコンサルタント」「エンジニア・エキスパート(=コンサルタント以外)」の3種類です。まずは、それぞれ4タイプの分布を見ていきます。

コンサルタント

 ⇒ドライブ人材39%、サポート人材33%、アレンジ人材17%、コンサル人材11%

エグゼクティブ・シニアコンサルタント

 ⇒サポート人材40%、ドライブ人材30%、アレンジ人材20%、コンサル人材10%

エンジニア・エキスパート

 ⇒アレンジ人材43%、サポート人材22%、ドライブ人材22%、コンサル人材13%

どの職種もコンサル人材は最下位ですが、最も多いタイプが分かれました。コンサルタントはドライブ人材、サポート人材の順ですが、エグゼクティブ・シニアコンサルタントは逆転。エンジニア・エキスパートは、半数近くがアレンジ人材です。

コンサルタントとエグゼクティブ・シニアコンサルタントは、なぜ違うのか?その謎を解くために、16タイプ分類を見ていくと、実は両方ともコントリビューター(貢献者/サポート人材)が最も多く、アントレプレナー(事業家/ドライブ人材)が2位となっています。

コンサルタントは、自動車業界などの大企業を担当することが多く、事業全体を見据えた提案が必要となるため、アントレプレナーとしての資質が求められるのでしょう。加えて、お客様の課題解決にコミットメントし、現場に寄り添うスタンスが「貢献者」、すなわちサポート人材が多い組織となる理由なのかもしれません。

専門技術を武器とするエンジニアとエキスパートにアレンジ人材が多いのは、「ミキワメ」のタイプ別分析と同様です。お客様の現状と課題を理解し、寄り添って改善を進める実践重視のワンストップ支援。今回紹介したデータをふまえて、エクスモーションを説明すると、こうなります。

お客様の課題解決にコミットする多様なサービスが強み

今回は、エクスモーションの特徴について、人材タイプという切り口で紹介しました。組込みソフトウェアに関する知見と技術は、わかりやすい強みではあるものの、最大の提供価値は「貢献」、すなわちコミットメントと「現場視点」なのかもしれません。

お客様のものづくりの品質、コスト、開発組織に関するさまざまな課題をいち早く発見し、ソリューションの提案から実践・解決までをワンストップで提供する会社。これからも、単なるアドバイザーではなく、事業・サービスを成功に導く伴走者でありたいと考えています。

日本の主要産業を支える技術と組織に変化をもたらす仕事に興味がある人は、ぜひお問い合わせください。貢献者やエキスパートタイプでなくても構いません。コンサル人材?もちろん、歓迎です。

株式会社エクスモーションでは一緒に働く仲間を募集しています