社員に聞いた「YOUは何しにエクスモーションへ?」
はっきりいいましょう。エクスモーションは、無名の会社です。2023年7月の社員数は70名。「組込みソフトウェアに専門特化した事業」「ワンストップ支援」といった自社の強みを見ても、どんな価値を提供している会社なのか、ピンとこない方もいるでしょう。
無名の会社ゆえ、「エクスモーションが第一志望でした」という学生には、なかなかお目にかかれません。しかしその一方で、中途入社の社員のプロフィールを見ると、全国規模の知名度を誇る大手電機メーカーからの転職者や、某自動車メーカーの内定に背を向けて当社を選んだエンジニアがいます。
彼らはなぜ、エクスモーションを選んだのでしょうか。同僚がこんなことをいうのも何ですが、どんな動機があったのか、何が決め手だったのか、大いに気になります。そこで今回のテーマは、「YOUは何しにエクスモーションへ?」。コンサルタントやエンジニアとして活躍するメンバーに聞いた「入社理由」をまとめてみました。
「今までとは違う仕事ができる」という期待感
何人かの社員に、転職を考えたきっかけについて聞くと、最大の共通項は「新しいことをしたかった」「いろんなことをやりたかった」。その頃の仕事や環境に対する問題意識があり、現状を打破したいという思いが強い技術者が多いのが特徴です。
電機メーカーで働いていたWさんは、業界大手の自動車メーカーや同業他社からの内定を断ってエクスモーションを選びました。最大の決め手は、コンサルタントという仕事に携われること。当時は「コンサル=Web」というイメージが強く、組込み系ソフトウェア開発の経験を活かしてお客様の課題を解決する仕事があると思っていなかったそうです。
「先々は人に教える仕事や、コミュニケーション力を活かせる仕事をやりたいという思いがあったんです。将来、メーカーに戻るとしても、自分の知識や経験が武器になるコンサルタントとして働くことに大きな意味があると感じました」
SIerで特定のツールを極める仕事をしていたIさんも、「いろいろな経験を積める」と思って転職を決めたといいます。ものづくりの上流から下流まで、すべてできるようになりたいと思っていたとき、エクスモーションの存在を知ったそうです。
「ものづくり全体をできるようになるだけなら、自社で開発・運用を行っている企業でもよかったんです。ただし自社開発の企業は、特定のツールや手法に偏りがちですよね。エクスモーションは、さまざまなお客様を担当することで幅広い技術に触れられるのが魅力でした。新しい技術を柔軟に取り入れ、お客様に提案する姿勢にも惹かれました」
新たな技術や知見、さまざまなお客様…彼らがエクスモーションに求めたのは、勤めていた会社ではできない多様な経験だったようです。
手を動かすコンサル、課題解決のための開発
エクスモーションで働く意義について、「いわゆるコンサル、単なる開発ではないから」という声もあります。開発の規模が大きくなると、人を増やして対応するしかない現場に疑問を感じていたというSさんは、「より効率的な開発手法を実現したい」と考えていました。
「サプライヤーだと、専門性が高くても、取引先次第で手法が選べないこともあります。メーカーで上流に入ると、ソフト開発から遠くなってしまいます。そんな中で出会ったのがエクスモーションでした。多くの会社が、『何を作っている』というのに対して、『こういう課題をこう解決したい』という手法の話を聞けて、コレだ!と思いました」
お客様のオーダー通りに作るのではなく、最適なプロセスで開発することへのこだわりが決め手だったというSさん。先に紹介したWさんも、「与えられた仕事を早く正確にこなすより、自ら考えて動ける場にいたかった」と転職時の思いを振り返っています。
コンサルティングにおいても、他社との違いに着目した社員がいます。新卒でソフトウェア開発会社に入社したHさんにとって、「コンサルは、アドバイスするだけの存在というイメージだった」とのこと。エクスモーションの考え方に触れて、チャレンジしたいという気持ちになったようです。
「エクスモーションは、技術力のあるエンジニアがコンサルティングを行い、自ら手を動かし、問題解決に導いていると聞きました。前職は、お客様にいわれたことを形にするのが仕事。対してこの会社は、お客様の課題を高度な技術で解決するのが目標です。当時は30代前半で経験が浅かったので、高い目標だと思いましたが、とても魅力的だと感じました」
大手メーカー、公共セクター、ロボット開発のベンチャーと、多様なキャリアを積んできたNさんも、エクスモーションのコンサルティングに共感して入社を決意しました。転職する前は、「コンサルは自分の意見を頭ごなしに押し付けるようなイメージがあった」そうですが、エクスモーションが現場ファーストであることに惹かれたといいます。
「お客様に提案する際に、自分だけの力では限界があり、考え方も偏ってしまいがちです。エクスモーションは、同じチームのエンジニアと一緒に検討できると聞いて、そういうやり方なら自信を持って提案できると感じました。以前から、お客様の要望をより高いレベルで実現したかったので、組織としてバックアップするエクスモーションが合っていると思いました」
課題解決のためのコンサルティングであり、成果を出すためにお客様とともに施策を推進する…「お客様のオーダーを受けるだけのシステム開発」「実践に関わらないコンサル」に疑問を感じていたメンバーが、今もエクスモーションで主軸として活躍しています。
現場で技術を追求したいという思いを実現できる場
最後に紹介するのは、エンジニアとして現場にこだわりたかったというNさんです。大手メーカーに新卒で入社し、システムエンジニアとして働きながら、技術を磨ける環境を求めて転職を決意。エクスモーションが掲げる「エンジニアのための会社」という言葉に惹かれたのは、「キャリアアップ=管理職」という風土に限界を感じていたからだそうです。
「エクスモーションに決めたのは、エンジニアとしてステップアップできると確信したからですね。技術者から管理職になると、現場にいないのに裁量権があるという状態になります。管理職として何をやりたいのかが見えないなかで、エンジニアとしてキャリアを積める会社で働きたかったんです」
セキュリティの専門家をめざしているというNさんは、「エクスモーションは先進的で、積極的に新しい技術を取り入れていくので、現場でもどんどん新しいことができます。日々の仕事で、どの技術を使って進めようかと悩めるのは、現場に裁量権があるからこそと実感しています」ともいっています。一人ひとりが関われる仕事の幅が広いのも、分業が進んだ企業にはない魅力なのかもしれません。
お客様に喜んでいただくのが私たちの仕事
新しいことにチャレンジしたい。お客様の課題解決にコミットしたい。現場で結果を出したい。今回話を聞いたメンバーは、「YOUは何しにエクスモーションへ?」という問いに対して、それぞれの言葉で真摯に語ってくれました。
エクスモーションの社員に共通しているのは、システムを作ったり改善の提案をしたりするのはゴールではなく、成果を出してお客様に喜んでいただくためのプロセスなのだという思いです。
仕事を通じて誰かを喜ばせたい人、ものづくりの向こう側にある成果にこだわりたい人、組織を確実に動かすコンサルタントとして活躍したい人は、ぜひエクスモーションの門を叩いて、自分に何ができるのかを確かめていただければと思います。
--- ライター/Mr.Exm --
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