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社員インタビュー:趣味の車に関わりながら技術者としてキャリアアップできる、満たされたワークスタイルを確立

仕事でもプライベートでも趣味である車に関わり、充実した日々を送る千葉さん。転職活動を振り返り、「エクスモーションに入れなければ転職しなくてもいいと思った」と言います。めざすべきキャリアを見出した千葉さんに、エクスモーションを選んだ理由や現在の仕事、今後のビジョンについて伺いました。

シニアエンジニア 千葉 僚

以前は車関係のソフトウェアメーカーに5年間従事し、ソフトウェア開発の傍ら中間管理職の仕事にも携わる。エクスモーション入社後は、主にシステム要求仕様書の作成を担当しつつ、さまざまな分野に挑戦。エンジニアとしての知識を広げつつ、大局観を備えたコンサルタントをめざす。

入社の動機~転職先候補の中で、唯一面白そうだと思えたのがエクスモーションだった

前職では、車関係のソフトウェアメーカーで、カーナビの交通情報の開発をしていました。FMなどで送られてくる混雑状況や事故の情報を変換し、カーナビの通知や描画機能へ反映させるというものです。プログラムを組みつつ、クライアントと調整もしていたので、システムエンジニアのような仕事といえます。ところが3年目くらいでチームリーダーを任されるようになると、クライアントとの折衝やスケジュール管理といった中間管理職としての仕事が増えました。そんな中で「もっとエンジニアとして手を動かせる仕事をしたい」と思ったのが、転職を考え始めたきっかけです。

私が転職において重視した点は、「管理職ではなく、エンジニアとしてスキルアップできるか」ということです。前職での経験から、大手企業やメーカーでは、上を目指すとなると結局管理職に進むことになるのではと不安でした。この先もエンジニアとして手を動かしたかったので、何かちょっと変わったことをしている会社はないかとエージェントに相談し、紹介された中の一社がエクスモーションでした。

エクスモーションはコンサルでありながら、現場に入って実際に手を動かし、困りごとを一緒に解決するという珍しいスタイルの会社です。一時期は「どの会社でもキャリアを積むとプログラムから離れるんだ」と思って転職自体を諦めそうになりましたが、エクスモーションの求人を見たときに「この会社ならいつまでも手を動かすことができる」と確信しました。エクスモーションに入れないなら転職しなくてもいいと思うほど、強く惹かれましたね。

現在の仕事~システムの繋ぎの部分をプログラミングして、スムーズな運用をサポートする

これまで担当してきたのは車関係の仕事が多く、車の新しい機能の追加に対応できるようにするアーキテクチャの構築や、次世代の車の開発に伴い新しい仕様に対応するためのツール開発に携わってきました。車以外では、医療機器や釣り具メーカーの仕事も担当。今は、車の自動運転に関するプロジェクトと、建設機械のプロジェクトを掛け持ちで担当しています。

仕事の種類としては、システム要求仕様書作成がメインです。クライアント側ではコンポーネントやモジュールといった細かい部分の開発に必要な仕様書を作成しているのですが、実際に起動させると個々のパートがうまく繋がらないことがあります。システム全体を動かすには、細かい指示だけではなく、「このシステムを使って何がしたいのか」という全体像を明確にする必要があるんですね。システム要求仕様書とはこのような、「システムとしてどう動くのか」という指針となるもの。これを、クライアントの細かな要求を汲み取りつつ作成していきます。

システム要求仕様書は、今、需要が伸びている分野でもあります。転職市場拡大により熟練エンジニアの確保が困難になっているのに加え、システムがどんどん高機能化・複雑化している中で、「全体がわかるのはこの人しかいない」という属人化の解消が望まれているからです。私自身、コンサルタントの描く全体像と現場のギャップに疑問を感じていたので、現場へ落とし込む部分をサポートできる今の仕事にやりがいを感じています。

エクスモーションで得られたこと~システム全体を見る目を養い、未経験分野にも挑戦して世界が広がった

前職では業務が特定の分野に限られていましたが、エクスモーションに入社してシステム要求仕様書を扱うようになり、システム全体を俯瞰して見る力が身に付きました。今は自分の作業範囲だけでなく、製品そのものとしてどういう動きをするのか、競合製品がどうなっているのかということまで考えて仕事に取り組むようになりました。

また、医療機器や釣り具など幅広い業界に携われるのも、コンサル会社であるエクスモーションならではの魅力です。私自身も「車のプロジェクトは歓迎ですが、新しいことにもチャレンジします」ということを、会社の方に伝えています。

私は「現場で手を動かしたい」という気持ちから転職活動を始めたので、業界の幅を広げられることは意図していなかったのですが、こうしていろいろなジャンルで実務に携われることでより一層エンジニアとしての成長を実感しています。

業務外の活動~趣味である「車」に関わる仕事で、キャリアもプライベートも充実

私は車文化の豊かな愛知で生まれ育ったこともあって、もともと車が好きなんです。車の運転はもちろん、足回りやタイヤの交換など、車をいじるのも好きですね。今もエクスモーションの名古屋オフィスに勤めており、F1観戦にも行きます。エクスモーションの名古屋オフィスには現在3人在籍しているのですが、去年のF1決勝では3人全員が観戦に行ってましたよ。

F1を観に行く日は、必ず休みを取っています。休みが取れるかはクライアントの状況次第ではありますが、私は今のところ希望通りに休日を確保できているので、比較的休みは取りやすい環境だと思います。

月2回ある社内ワークデーには、建設機械のプロジェクトメンバーとともに、エクスモーションが展開するオンライン学習ツールEureka Box(ユーリカボックス)のコンテンツを作成しています。システムズエンジニアリングを導入するにあたって、実際にどういう成果物を作るのかという説明の具体例となるものです。

社内ワークデーの活動としては他にも、「ラジコンをぶつからないように走らせるためのシステム要求を書く」という作業に取り組んだこともありました。クライアントでシステム要求仕様書を書くので、自分でも実際にやってみようと思ったんです。普段の仕事のミニチュア版のような活動でしたが、車が好きだということもあり、楽しく取り組んでいました。仕事や趣味、社内ワークデーの活動も含めて、自分が好きな車に関われる環境に幸せを感じています。

将来の展望とメッセージ~クライアントのニーズを先読みし、手を動かすコンサルタントをめざして

今は手を動かすのが楽しくてエンジニアの仕事ばかりしていますが、今後の目標はコンサルタントとしての素養を身につけることです。

具体的には、今の仕事が最終的にどのような結果になるかを想定し、完成までどれくらいかかるのかという見積もりを立てる力を身につけたいと考えています。また、客観的な視点からクライアントのニーズを見越し、クライアント側で気づいていないことについても、「この成果物ならこういう記述や内容も欲しいよね」というプラスアルファの提案ができるようになりたいですね。

エクスモーションのコンサルタントの魅力は、調整や計画だけではなく、エンジニアの仕事もできることです。実際に、役員でも「エグゼクティブコンサルタント」としてプログラムを書く人もいます。年齢に関係なく手を動かす仕事ができるという事例があるので、キャリアアップも前向きに考えられます。

エクスモーションは、積極的にアプローチする人には、どんどんチャンスが与えられる会社です。私自身はあまり積極的なタイプではないので、性格的な面で言うと、必ずしも社風とは合致していないのですが、今の仕事はやりたいことができてとても楽しいので、今後経験を積みながら、自分らしい形で成長したいと思っています。

エンジニアの中には、エクスモーションのように、キャリアを積んでも手を動かせる会社があることを知らない方も多いと思います。いつまでもプログラミングに関わりたい、積極的にチャレンジしたいという方には、エクスモーションという魅力的な会社があることを知ってもらいたいですね。

インタビュー/文 Ms.K-Exm

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