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社員インタビュー:常に挑戦し続け、エンジニアとしてキャリアアップをめざす

エクスモーションは、向上心を絶やさない西山さんが、エンジニアとして学び続けるために選んだ転職先。確かな技術力のある仲間と協働できる環境だからこそ、得られたものも大きいといいます。エンジニアとして働く楽しさを追求する西山さんに、ここでの仕事についてお話を伺いました。

シニアエンジニア 西山零士

大手メーカーのSEとして勤めていたが、エンジニアのままステップアップできる環境を求めて、40歳の頃にエクスモーションに転職。現場で開発作業を行う傍ら、最新技術や専門分野の研究も続けている。

入社の動機~エンジニアとしてのキャリアパスが描ける会社

新卒の頃はものづくりがしたいという思いがあったので、大手メーカーのSEとして就職しました。最初はコンシューマーマーケティングをしていましたが、その後情報通信系を扱うようになり、キャリア向けの通信機器やソリューションの開発をしていました。

転職活動を始めて、最初に声がかかったのがエクスモーションでした。当初はあまり興味がなかったのですが、Webサイトに「エンジニアのための会社」と書かれていたのに引かれて、候補として検討するようになりました。

最終的には、メーカーかコンサルかで悩んだのですが、エクスモーションに決めた大きな理由は、エンジニアのままステップアップができると感じたからです。メーカーでは、キャリアアップといえば管理職に就くルートが一般的で、現場にいない人が裁量権を持っていることも多いんですね。前職でもトップダウンの文化が色濃く、「管理職って何やってるんだろう」という疑問を持つこともありました。

ですがエクスモーションなら、キャリアを積んでもずっと現場のエンジニアとして働き続けられます。入社した40歳くらいの頃というのは、自分の将来について考えたタイミングでありましたが、結果、「やはり管理職よりもエンジニアとして働いていたい」と思ったからこそ、ここを選んだのです。実際に中途採用でエクスモーションに入社している社員は、私のようにマネジメントよりもエンジニアの仕事がしたいという人が多いと思います。

現在の仕事~新しい技術を駆使し、現場で試行錯誤を繰り返しながらツールを開発

エクスモーションに入社してすぐは、自動運転の要求分析、MaaS関係のアーキテクチャ設計を1年ほど担当しました。その後、自動運転関係でソースコードから仕様書を起こすといった仕事に携わり、今は同じ自動運転のクライアントで検証ツールの開発を担当しています。

現在の仕事は、モデル間のインタフェースが正しいかどうかを検証するツールの開発です。私が作ったツールでモデルの不整合を検出し、ソフトウェアの開発が正しく行われるようにサポートしているわけです。裏方を支えるツールですが、自分でもガシガシコードを書けるのがとても楽しいですね。

エクスモーションの仕事は、コンサルティングをメインにするか、手を動かして開発するかが案件によって違います。でも、私自身はどの仕事も楽しいと感じています。というのも、エクスモーションの仕事には、いつも何かしら新しくチャレンジできる部分があるからです。たとえば自動運転の要求分析でいうと、そもそも車を自動で走らせること自体がすごく難しいんですね。安全に運転させるには、外部環境のことなど、考えるべきことが無数にあります。そんなときどう考えれば「モレなく分析できる」か、そういったことを考えながら、自分で作業を進めていくのが仕事の楽しさの一つです。

また、エクスモーションはとても先進的で、積極的に新しい技術を取り入れていく会社なので、現場でもどんどん新しいことができます。前職時代には、「もっと効率的な方法があるのに、なんでこんな時代遅れなことをやってるんだろう」という葛藤がありましたが、エクスモーションで働くようになってからは「どの技術を使って進めようか」という嬉しい悩みに変わりました。現場に裁量権があるからこその魅力だと思います。

業務外の活動~社内では最新技術の研究を。オフの日はアウトドアも楽しむ

今年からは、クライアント向けのプロジェクトとは別に行う、社内のTech活動に参加しています。これは、新しい技術にフォーカスを当ててソフトウェアを開発するなど、何かのサービスを作っていくという活動です。たとえば最近では、今話題のChatGPTを使って何か面白いことができないかと、仲間とアイデアを出しながら、試行錯誤しています。Tech活動では、クライアント向けの業務と関係ないことをやることもあれば、現場で感じた課題を解決するためのサービスを考えることもあります。それを自分たちで決めて進められるという意味では、エクスモーションは、エンジニアがやりたいことをできる会社といえると思います。

オフの日に関しては、インドアもアウトドアも両方好きですが、外に出る日は徹底的に遊びます。自然の中で遊ぶのが好きなので、キャンプに行ったり、あとはサイクリングを楽しんだりもしています。去年はクライアントの夏休みに合わせて5日間の休暇を取り、飛行機に自転車を積んで、岩手から北海道の小樽までサイクリングを楽しみました。

ただ、まとめての休みは取りやすいとは言えないかもしれません。とくに私は今の案件を1人で担当していることもあって、なかなか休めないのが実情です。本当は5日間といわず、海外旅行ができるような長期休暇が欲しいところですが、仕事自体は楽しいのでエクスモーションには概ね満足しています。

エクスモーションで得られたこと~「情報の整理の仕方」の重要性に気づいた

エクスモーションのエンジニアはそれぞれ専門分野を持っていて、豊かな知識と経験のある人が集まっています。誰かと一緒に仕事をすると、新しい知識やいい経験など、何かしらをお互いに提供し合えるような会社です。

思い出深いのは、最初の自動運転の仕事に携わったとき、情報整理の仕方によって結果が大きく変わると気づかされたことです。たとえば外部環境について考える場合、ただ「外部環境」と一言でまとめてしまうと、範囲が広すぎてうまく分析できません。かといって小さなことにとらわれてしまうと細かすぎて作業が膨大になってしまいます。そこで教えてもらったのが、情報を分類してもれなく考慮するという考え方。情報を整理するこのスキルは、自動運転に限らず、エンジニアとして幅を広げるために必要な能力です。

私自身はSEの頃から、物事の本質を外さず、理由や原因を確実に捉えながらアウトプットに繋げるということを意識してきました。クライアントに納得してもらえるものを提案するためには、すべてに裏付けが必要になります。ここに、先ほど述べた情報を整理する力があれば、よりわかりやすく提示することができるんですね。改めてこのことは、エクスモーションに入社して得られた大きな学びだったと思います。

将来の展望~セキュリティの専門家をめざしつつ、技術力のある仲間と働きたい

今はセキュリティに関連した開発を手掛けているので、今後もセキュリティに携われる案件をやってみたいですね。セキュリティはITの世界では当たり前ですが、ものづくりの現場ではそこまで手が回っていないというのが現状です。でも、今後はものづくりの世界でもセキュリティが重要になることは間違いないので、そこに将来性や需要を感じています。エクスモーションでもセキュリティを専門とするエンジニアはまだいないので、誰もしていないことをするという意味でも、挑戦してみたいと思っています。

エクスモーションは、エンジニアが自分の専門性を活かせる会社です。中途採用の場合なら、自分の専門や「こういう案件を担当したい」ということを面接で伝えれば、担当についても考慮してもらえると思います。今の仕事では自分の得意なことができないと感じているエンジニアの方がいれば、ぜひエクスモーションでその力を発揮してもらいたいと思いますね。私も、ともに切磋琢磨できる仲間と出会えるのを楽しみにしています。

インタビュー/文 Ms.K-Exm

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